虚言癖男と闘った日々の記録

別居→調停→裁判→シングルになって家を買う夢を追っています!

不倫のお話。疑惑編1

離婚のお話と平行して、不倫のお話も書いていきます。

 

不倫とは無縁の人だと。夫を思っていました。

万が一そうだったとしてもこっそりとひっそりと墓場まで持って行くと思っていました。

夫婦に秘密はあてもいい、そう思ってもいました。

 

そしてある時、気づいてしまった。

気づいてしまうと気になる物です。

 

家族で使っている車に異変を感じたのです。

助手席のシートが異様に下がっている。

助手席においてあったジュニアシートが3列目に置かれている事に。

 

あれ・・昨日の夜、夫が車を使ったみたいだけど誰か乗せたのかな。

そう思って助手席を動かしたときです。

助手席の背もたれに、絶対私の物ではない、長い髪の毛。

すごく鮮やかな金色。

 

我が家は子供も全員男だし。

私も髪の毛はショートカットでした。

 

これは・・もしかすると女の人を乗せたのかな。

その時は簡単に夫に聞いてしまったのです。

 

「昨日車使ったとき誰か乗せた?」

 

夫は顔色一つ変えずに

「あー。バルーンバレーの仲間と終わった後に飲みに行って。

 俺は飲まなかったから、みんなを送って行ったんだ。」

 

あ、そうだったんだ。

簡単に信じました。

「なんで?」

と、聞かれたので素直に答えました。

 

「助手席に女の人の髪の毛落ちてたから不思議に思ったんだ」

今考えれば、そんなこと言わずに泳がせておけばよかったと思います。

その当時は離婚するにしても、子供達が成長して落ち着いてからと思っていたので、目の前の問題をすっきり解決したかったのです。

 

「あぁ。鈴木さんっているじゃん。あの人のお母さんも参加してるんだよ。

 その人の髪の毛だと思う。」

鈴木さんは一家でバルーンバレーに来ている、とてもアクティブなご家庭。

鈴木さんちはとても大きなおうちで、ご両親と娘さんご夫婦と2世帯で同居しており、バルーンバレーの後はそのご家族がメインで声をかけて近所の居酒屋さんを回っている事が多い。

そのおうちのお母さんは確かに髪の毛は金髪でロングヘアだった。

 

「あ、そうなんだね。長い髪の毛が落ちていたからびっくりしちゃった。

 あれ、でも送るだなんて昨日は近所の居酒屋さんじゃなかったんだ。」

 

すると夫は

「昨日は斉藤さんの知り合いの郊外のお店までみんなで行ったんだよ」

そうなんだ、そう答えてその時は会話を終えた。

 

しかし、その時にすっきりしなかったのは。

そのご家族や仲間を何人か乗せたとして。お母さんを助手席に乗せる物かな?

まぁいいか。酔いやすかったのかも。

勝手にそう納得しておくことにした。